40代男性(名古屋在住)

唾石症治療

~唾石症の発症(一度目)~
平成19年(約9年前)初春頃に右顎下腺唾石症(1回目)を発症しました。当時、私は32才でした。最初は食事中に右顎の下が腫れ、その後数時間で元に戻るといった程度でした。軽く右顎下腺を指で押し、併せて中から唾液を吸い出す作業をすると間もなく腫れが収まっていましたので、しばらく放置しておりました。しかし、これを数か月繰り返している内、徐々に腫れが頻発し病状は酷くなっていく一方でした。そんなある日、顎下腺に今までにないほどの炎症がおき、ゴルフボールよりも大きくカチカチに腫れてしまいました。こうなると顎下腺を押したり内側から吸ったりしても何ともなりません。右を向くだけでも痛みがありましたし、腫れは口の中を圧迫するほどで食事中に固形物を飲み込む時にも違和感を覚えるほどでした。

~初診~ 
とうとう観念して病院に受診することになります。実は私の姉もその数年前に同じ病気「唾石症」を発症しており、口腔内から唾石摘出手術を受けていました。入院は約2週間。全身麻酔で手術していた…と言う経緯は承知しておりました。その事がより一層病院から足を遠のかせていました。「唾石症」に遺伝的因果関係は無いそうですが、兄が胆石や尿路結石を患ったこともあり、『石』自体が出来やすい体質・家系であるかもしれません。当時の私は、姉の症状と酷似していたため「唾石症」との自己診断にまったく疑いの余地はなく、姉が入院手術を行った病院の歯科口腔外科を受診しました。CT検査やMRI等検査を行い、診断結果はまさに「右顎下腺唾石症」でした。顎下腺内および管移行部にある石は合計3個(大きいものはパチンコ玉程度、その他小さいもの2個)確認されました。耳鼻咽喉科でも手術はできるそうですが、当時の耳鼻咽喉科での治療方法は口腔内からの手術ではなく「顎下(首の上あたり)を外部から切開し顎下腺ごと摘出する。」といった手法が多いようでした。この場合、「術後の傷が目立つ(かもしれない)」と「顔面神経を傷付ける可能性がゼロでは無い」とのことでしたので、口腔内からの手術を推奨する「歯科口腔外科」にて受診手術することを選択しました。なかなか2週間も仕事を休む事は大変でしたが、何とか2か月後の閑散期を狙い手術の予約を取りました。
 
~一度目の手術~
たしか9月の台風直撃の日が手術日だったと記憶しています。手術は全身麻酔で行います。手術の前日は担当医の先生より詳しく手術の流れを説明して頂き、続いて麻酔科の先生より全身麻酔の危険性等々詳しく説明して頂きました。何通か同意書にサインしました…生死に関わる様な大袈裟な手術では無いことはわかっておりましたが、その夜病院のベッドで熟睡できるほど気楽な精神状態ではありませんでした。
いよいよ手術当日、緊張の中手術室へ ストレッチャーで移動。自力で手術台へ…間もなく麻酔で眠ってしまいました。術中はもちろん、口を開けっ放しですから肺への酸素供給は鼻からの管によって行われます。また気道の確保や術中の視野確保のため、舌の中央からタコ糸ほどの丈夫な糸をピアスの様に通されました。この糸は術後2~3日はそのまま通したままで、口から糸の端が出ている状態でした。理由は、もし術後気道の近辺が腫れてしまったら「気道を確保するため、舌を引っ張るのだ」と伝えられました。今思い出すだけでもゾッとします。
手術は簡単で、口腔内より舌の付け根あたり(顎下腺近く)を切開し、そこからワルトン管を切開し広げ顎下腺近くにある大きな「唾石」を摘出。続いて奥にある石(残りの2個)を、広げた穴からバキュームのような器具を差しこみ吸い出すとのことでした。切開した管の「穴」は、そのまま縫い合わせてしまうと癒着し後々唾液が流れなくなってしまうのだそうで。それを防ぐ為、暫くは小さく細いストロー状のモノを差し込みっぱなしにされました。 また、この「穴」は術後も塞がらないように周りの粘膜に縫い付けられ、10年近く経った今でも開いたままになっています(穴の大きさはそんなに大きくありません)。 手術時間は2時間程度でした。全身麻酔から醒める過程で暫くの間は吐き気が続きました。 また分かってはいましたが、尿道カテーテルが入っていたのには凹みました。吐き気はありましたが自力ですぐ立ち歩いてトイレへ行けそうでしたので、なるべく早くに抜いてもらうようお願いしました。
 
~術後~
実はここからがホントに辛かったです。感染を防ぐため、抜糸までの1週間は食事ができないのです。ただし水とお茶のみは口にすることを許されました。1日に何度もイソジン洗口液で口をゆすぎました。食事(栄養)はどうするかというと、胃まで直接流し込むのです。胃へ直接到達する管が鼻から出ていて(術中に入れられています)、頬骨の上あたりに医療用テープで張り付け固定してあります。更にその先が耳にひっかけてあり、管の端をキャップでしめてあります。食事時間になると、液状のカロリー食(真空パック)が1個運ばれてきます。そのパックを自分で点滴を垂らすフックに引っ掛け、管と管をつなげて、胃へ直接ポトポトと時間を掛け流し込む…と言った食事(作業)です。何の味もしませんし咀嚼もしませんが、パックが空になる頃にはお腹がタプタプし、空腹感は何となく抑えられます。不思議な気分でした。口腔内以外は至って健常ですから、むしろ徐々に病人になって行く感覚です。そんな管を1週間も鼻から出していれば自由な寝返りもできませんので熟睡できず寝不足です。ほぼ1日ベッドの上にいますから体力は衰える一方です。ベッドで横になり、やることは本を読むかテレビを見ることくらいです。ふと気が付くと料理番組やグルメリポート番組などをじっと見ていました。肉食いたい、寿司食いたい…味のあるものが食べたいなぁ…そんなことをばかりを考えていました。精神的にも疲弊して行きます。1週間を何とか乗り越えめでたく抜糸してもらうと、その日から流動食が食べられるようになります。徐々に慣らして行き、普通食が食べられるようになり、傷口が順調に回復していたら退院です。私の場合は、順調に回復していましたから予定通り2週間程度で退院できました。退院後、はっきりと体力の衰えを感じました。退院した後、その足で妻とショッピングモールへ行きましたが、そこを一周することもできず、ふらついてしまいました。あれもこれも食べたかったのですが、なんとなく消化の良さそうな麺類を食べ早々と帰って寝ました。次の日からは無理して仕事に行きましたが、まともに働けるようになるまでには数日かかった気がします。
  
≪9年経過≫~再発から受診まで~
平成25年7月下旬、再び右顎下腺に違和感を覚えました。8月初旬には自分自身再発を確信するほど腫れました。何年も前に行っていた「軽く右顎下腺を指で押し、併せて中から唾液を吸い出す作業」をしては、『入院は嫌だな…手術は嫌だな…病院にはいつ行こう…』と悩んでいた矢先、8/8(木)にとうとう右顎下腺が大きく腫れあがりました。ゴルフボールよりも大きくカチカチに腫れ、右を向けないほどになりました。口腔内の圧迫で食事する気力も失せ、コンビニでゼリー状の栄養補給剤を買い込み、次の日まで痛み止めを飲み、冷却シートを貼って過ごしました。
 
8/9(金)
朝一番で以前手術してもらった病院の歯科口腔外科へ駆け込みました。9年前担当して頂いていた先生はもう勤務されておらず、他の先生に診て頂きました。その日のうちに血液検査とCTによる撮影をして頂きました。結果は予想通り…CT画像で石があることが確認されました。今回はそんなに大きくない(米粒位の大きさ)と言われました。腫れがあまりにひどかったので、抗生剤と痛み止めを処方され その日の診察は終了しました。1週間後の診察予約をとり終了です。抗生剤の効果もあり、3~4日程で何とか大きな腫れは治まりました。

8/10(土)
9年前の嫌な記憶が鮮明に蘇って来ました。現在41歳。以前とは違い仕事を2週間も続けて休むことは不可能(小さな会社を立ち上げ、飲食店を経営しております)な状況です。本当に困りました。辛い入院生活もさることながら、仕事の面でどうしようもありません。なんとかならないか?と悩み貪るようにネット検索をし、「内視鏡で唾石治療が出来る」と言う事を知り得ました。こうなると次は「唾石、内視鏡」と言う2つのキーワードで検索します。簡単に「横浜市立大学附属病院 歯科口腔外科 岩井先生。」を見つけ出すことが出来ました。岩井先生のHPを拝見させて頂くと、内視鏡下で低侵襲に唾石を摘出できる「低侵襲治療」を推奨されておりました。軽症ならば局所麻酔の日帰り手術、全身麻酔による手術でも2泊3日と説明がされていました。『2週間が2泊3日に短縮されれば、何とかなる』と、わらにもすがる思いですぐに岩井先生へメールをさせて頂きました。HPには大学病院の電話番号も記載されていましたが、『→岩井先生へのメールでのお問い合わせはこちらから 』と言う親切なバナーもあり、メールにて気軽に問い合わせをさせて頂くことができました。初めてのメールでは、簡単な経緯と現在の病状、また現在他病院にかっていることも説明させて頂きました。するとその日の内(8/10 PM9:00頃)に、岩井先生からお返事のメールを頂きました。名古屋から移動もご考慮頂き、月曜日か火曜日の午後診療で一度診察してみましょうとのことでした。その後、何度かメールのやり取りをさせて頂き、私の仕事の都合上8/26(月)に診察(初診)して頂くことになりました。
 
8/16(金)
1週間経ち、受診した病院の再診日です。見た目には顎下の腫れは治まっていました。触診するとまだ腫れは残っているものの、痛みはかなり軽減していました。担当医の先生と今後の治療方針を相談させて頂きましたが、未だ内視鏡による唾石摘出術は行われていませんでした。唾石の大きさがそれほど大きくない事もあり 「現状は経過観察、自然排出を期待する。」と言う診断でした。次回、唾液腺の機能低下がいかほどかを調べるための検査を勧められました。その結果と併せ、唾液腺の腫れを度々繰り返すようであるならば 「口腔内からの唾石摘出手術(9年前と同じ手法)をする」と言うものでした。仮に唾液腺の機能低下が著しいと判断されれば 「顎下(首の丈夫)を外部から切開し、顎下腺組織ごと摘出する手術を…と言う流れでした。
私にとって、それは本意ではありませんでしたので思い切って「横浜市立大学附属病院・歯科口腔外科・矯正歯科の岩井先生」のお話をさせて頂きました。また、できることならばそちらで低侵襲治療(手術)を受けさせて頂きたいと言う希望も伝えました。すると担当医の先生が偶然にも岩井先生とお知り合いで、『岩井先生なら良く知っています。そう言ったご事情ならば、紹介状を書きますから是非横浜市立大学附属病院を受診してみて下さい。』と快くお引継ぎ頂けました。また、CT等の画像資料も速やかにご準備頂くことができました。帰宅早々、岩井先生へメールにて経緯を報告させて頂きました。今回もすぐにご返信頂き『唾石の位置と前回手術の影響にもよりますが,8/26(月)13:00に受診(初診)していただき,日帰り手術が可能であれば当日に行いましょう。』また、『全身麻酔での2泊3日の入院が必要であれば,9月24日(火)入院,25日(水)オペ,26日(木)退院で。とりあえず,手術枠は仮予約しておきます』と、ご返信頂き、速やかに段取りを付けて頂く事ができました。患者である私にとっては、この速やかな対応が大変に心強いものでした。 


~診察・手術~
8/26(月)
 診察当日。実は「横浜市立大学附属病院」へのアクセスを調べると容易に分かると思いますが、目と鼻の先に「横浜八景島シーパラダイス」が隣接しております。無類の水族館好きの長男(小学校三年生)が夏休みということもあり(私一人では心細かった?)、『病院が終わったら二人で水族館に行こう!新幹線にも乗れるぞ。』とそそのかし、男二人旅にて横浜へ向いました。

AM9:00
 名古屋発「のぞみ」に乗り込み、JR横浜線~京浜急行電車を乗り継ぎAM 11:30には金沢八景駅に到着しました。先生との約束はPM 1:00でしたので、駅の近辺で軽い昼食をとり、その後シーサイドラインに乗りました。海岸線を走る車両の中からは、公園、海水浴場、観覧車やジェットコースター、水族館等々目まぐるしく楽しい光景が通り過ぎ…興奮する息子のテンションとは反比例し、緊張に包まれたまま『市大学医学部駅』に到着しました。 

PM 0:30
 駅続きの2階受付にて初診受付を済ませ、3階歯科・口腔外科・矯正歯科の前で暫く待ちます。すると、岩井先生から『Kさんですか? 』とお声をかけて頂きました。メールにて何度かやり取りをさせて頂いておりましたので、不思議と初対面のような感覚はありませんでした。こちらも『よろしくお願いします』と挨拶をさせて頂き、先程までの緊張は幾分か和らぎました。名古屋の病院の先生にご用意頂いた紹介状やCT画像データを持参したお蔭で、横浜市立大学附属病院では様々な検査が省かれました。そして初診診察後、岩井先生から『今日、この後に内視鏡による手術をやってみましょう!』とおしゃって頂きました。雲間から一筋の光が差し込んで来たようなありがたい気持ちに包まれ、心の中でガッツポーズをとりました。

PM 2:15
 手術開始。手術台といった仰々しいモノではなく、歯科医にて座る例の椅子です。その椅子に腰掛け、衣服が汚れないよう前掛けをされます。歯科医で行われる、お馴染みの局所麻酔を口腔内に打ち少し待ちます。麻酔が効き始めた頃合いをみて、口をあけ続けるための器具を加えます。その上から口の部分だけが開いた手術用の青い布を着け、いよいよ始まりました。
 内視鏡を挿入する穴は、9年前に手術した際に開け未だ塞がっていない「穴」を利用して(新たな切開はしていません)頂く事となりました。その「穴」がやや奥目だったのでかなりやりづらい部分はあったと思いますが、「低侵襲治療」を実践して頂き(私にとっては)負担無く手術して頂きました。器具を穴から挿入し程無くカメラが「唾石」の画像を捉えました『今からバスケット鉗子で石を取りに行きますね。少しチクッとするかもしれませんよ』と声をかけて頂き、ものの数分で「唾石」を摘出することに成功しました。そして、摘出後も『再度内視鏡を入れてみて、何か残ってないか確認しますね』と事後確認もしっかりして頂きました。更なる安心感を得ることができました。麻酔から30分も経過していないと思います。手術はあっという間に終了となりました。その後、摘出した際の映像をモニターで再生して頂き、暇を持て余している息子と一緒に観させて頂きました。 医学の進歩と先生の技術を目の当たりにし、感謝の気持ちでいっぱいになりました。お土産に摘出した「唾石」(細い米粒大)を頂戴し、念の為の抗生剤の処方箋を頂きました。岩井先生からは『石は取れましたし、もう普段通り生活してもらっても構いませんよ!』とお声掛け頂きました。まさに胸のつかえが取れる(ホントは石のつまりが取れる…ですが)とはこのことでした。一応心配してくれていた?付添いの息子も大喜びで、手に手を取って横浜八景島シーパラダイスへと向かうのでした。

~術後1週間~
9/2(月)
 1週間が経過しました。術後2~3日は顎下腺にチクチクとした痛みが残りましたが、現在は何の違和感もありません。何より素晴らしい事は、食べても顎下腺が腫れないので食事をしていても何も気にならないことです。少し前までは食事時間が長引くと顎下腺が徐々に腫れあがり嫌な気分になるので、すぐに食べられるものを十分に咀嚼せずに飲み込み、腫れない様な努力をしました。梅干し、レモンなど唾液が出そうなものは避けていました。食べたいものを気にせず食べられることは、当たり前のことですがとてもありがたいことです。すっかり完治したと思っています。

~あとがき~
 今回は奇跡的に?と感じるほど、自分自身が想像しうる一番「楽」(負担のない)な展開で物事が進んで行き、横浜市立大学附属病院の岩井先生と出会え、簡単に治療して頂くことができました。あえて9年前の症状や経緯、2週間にも及んだ入院・手術に重きを置いて書かせて頂いたのには いくつかの理由があります。
1つ目は時間(日程)的なメリットです。私のような個人事業主やお仕事柄長期休暇が取りにくい方、小さなお子さんを持つ子育てママ等々…「休めない人」にとっても大変にありがたい治療(手術)だということです。2週間の入院と言うのは簡単なことではありません。自分だけの都合でなく、会社の同僚、取引先や家族、周りの人間すべてがこの2週間の入院に振り回されるのです。しかし、2泊3日(または日帰り手術)となればその負担はかなり軽減されます。岩井先生の所で治療を受けられる患者さんは日本全国より集まってみえるそうですが、その理由がわかる気がします。
2つ目は体力的なメリットです。前述(~1度目の手術~)の通り、9年前の唾石症治療では2週間もの入院生活を送りましたので、体力の低下は顕著でした。しかし、今回の私にとってはそんなことは無縁でした。運よく内視鏡による日帰り手術で「唾石」が取り出せたので、歯科医で親不知を抜歯した時よりもとても「楽」だったと感じています。「9年前の2週間入院・手術」と「30分程度の内視鏡手術」では天と地ほどの差があります。手術後すぐに「八景島シーパラダイス」で息子と閉園時間ぎりぎりまで遊んでいられたことや予定変更し東京で一泊し「東京スカイツリー」と「すみだ水族館」(←無類の水族館好きです)で遊んだことなど横浜~東京観光を満喫して帰ったことは大変良い思い出となりました。歩き疲れたので足が筋肉痛になったことすら心地良い疲労でした。
マイナーな病気ではありますが「唾石症」に悩む患者さんは少なくないと思います。また一度患って私の様に数年後に「再発」したとか今後「再発」してしまうのではないか?との恐怖に苛まれる方も少なくないと思います。しかし、今回私が感じたことは「唾石症」と言う病気は、『恐れるに足らず』ということです。またいつか「再発」しても『岩井先生を訪ね、「内視鏡下唾石摘出術」を早期に行って頂ければ大事ではない』と、気軽に考えられるようになったからです。9年前に発症した時は、病院に受診することら嫌でした。なぜなら、受診→検査→入院(2週間)→手術と言う方程式がすぐに思い浮かぶからです。「唾石症」は実に厄介で、時には症状が現れないときがあります。しばらく放置しても命に係わる様な病気ではないので、受診することを意識的に後回しにしてしまうのです。ここに問題があり、運よく自然排出される以外には治ることはなく、「石」は雪だるま式にどんどん大きくなっていきます。こうなると手術も容易ではなくなっていきます。「唾石」で悩んでいる方々には是非、早期の受診をおすすめします。「石」が小さければ私のように「日帰り手術」が可能な場合もあります。また、そうでなくとも「2泊3日」で内視鏡下で低侵襲に唾石を摘出できる場合もあります。岩井先生を訪ねれば『恐れるに足らず』です。悩んでいる内に早期の受診をおすすめします。最後に個人的な希望を言わせてもらえるならば、このように素晴らしい治療が行える病院・先生・治療技術が全国に広がり、将来的にどこでも簡単に手術が受けられる体制が整って行けば尚良いと思います。